ChatGPTの最新モデルを比較|GPT-5.6の違い・料金プラン・選び方を解説【2026年9月】
最終更新日2026/09/03
公開日 2025/05/21
※本記事は2026年9月3日時点の情報をもとに更新しています。モデル名・提供状況・料金・利用上限は変更される場合があるため、最新情報はOpenAI公式ページをご確認ください。
ChatGPTは、OpenAIが提供する多機能な生成AIサービスです。文章作成、情報整理、データ分析、コード生成、画像生成、音声対話など、さまざまな業務で活用できます。ChatGPTの全体像から知りたい方は、関連記事「ChatGPTとは?できること・使い方を解説」もあわせてご覧ください。
一方で、ChatGPTのモデルや料金プランは継続的に更新されています。GPT-4o、GPT-4.1、GPT-4.1 mini、o4-mini、GPT-5 Instant・Thinkingは2026年2月13日にChatGPTで提供終了となり、GPT-5.1 Instant・Thinking・Proも同年3月11日に提供終了しました。
2026年9月時点では、Free・GoではGPT-5.6 Luna、対象の有料プランではGPT-5.6 Solを中心に利用する構成になっています。また、対象プランではMedium、High、Extra Highなど推論にかける強度を選択でき、ProなどではGPT-5.6 Sol Proも利用できます。
ただし、ChatGPTでの提供状況とOpenAI APIでの提供状況は異なります。特に法人利用では、ChatGPTを社員が利用するケースと、APIを自社システムやAIチャットボットへ組み込むケースを分けて確認することが重要です。
本記事では、ChatGPTのモデル比較として、GPT-5.6 Luna・GPT-5.6 Sol・GPT-5.6 Sol Proの違い、推論レベルの使い分け、料金プラン別の特徴、旧モデルの提供終了、ChatGPTを法人利用するときの選び方をわかりやすく解説します。
目次
ChatGPTの最新モデルを一覧表で比較
まずは、2026年9月時点のChatGPTで中心となるGPT-5.6系モデルと、過去に使われていた主なモデルの位置づけを一覧表で整理します。
現在のChatGPTを比較するときは、「どのモデルが最新か」だけでなく、「利用している料金プラン」「必要な推論の深さ」「ChatGPTとAPIのどちらで使うのか」を分けて考えることが重要です。
モデルや利用できる機能は変更される可能性があります。公開前・導入前には、ChatGPTの料金ページやGPT-5.6に関するOpenAI公式ヘルプも確認してください。
| モデル名 | 位置づけ | 主な特徴・用途 |
|---|---|---|
| GPT-5.6 Luna | Free・Goの標準モデル | 日常的な文章作成、要約、質問、情報整理などに利用できるモデル。Free・Goでは通常のChatGPT体験の中心となる。 |
| GPT-5.6 Sol | フラッグシップモデル | コーディング、調査、知識労働、分析など複雑なタスクに対応。対象の有料プランでは推論レベルを選択して利用できる。 |
| GPT-5.6 Sol Pro | 上位モデル | 難易度の高いタスクや長時間のワークフロー向け。より高い処理能力を必要とする分析、調査、専門的な業務などで利用される。 |
| GPT-5.5 | 前世代モデル | GPT-5.6以前の世代。利用環境によって提供状況が異なるため、現在のモデル選定ではGPT-5.6系を基準に確認する。 |
| GPT-4o | ChatGPTでは提供終了 | テキスト・画像・音声などを扱うモデルとして広く利用されてきたが、2026年2月13日にChatGPTで提供終了。APIではChatGPTとは提供状況が異なる。 |
| GPT-4.1・GPT-5 | ChatGPTでは提供終了 | GPT-4.1、GPT-4.1 mini、GPT-5 Instant・Thinkingなどは2026年2月13日にChatGPTで提供終了。旧マニュアルや社内手順の見直しが必要。 |
| oシリーズ | 旧推論モデル群 | 推論を重視したモデル群。o4-miniは2026年2月13日にChatGPTで提供終了しており、現在はGPT-5.6系の推論機能を中心に検討する。 |
2026年9月時点でChatGPTの中心となるモデル
現在のChatGPTでは、GPT-5.6 Luna、GPT-5.6 Sol、GPT-5.6 Sol Proなどを、プランや用途に応じて使い分けます。
従来のように複数のモデル名だけを比較するのではなく、GPT-5.6 Solで利用できる推論レベルもあわせて考えると、自分の業務に適した使い方を判断しやすくなります。
GPT-5.6 Luna
GPT-5.6 Lunaは、Free・Goユーザーの標準的なChatGPT体験を支えるモデルです。OpenAIは、Free・GoユーザーにはGPT-5.6 Lunaを提供し、GPT-5.6 Solは提供しないと案内しています。
日常的な質問、文章作成、メール文の下書き、要約、情報整理など、スピードを重視する一般的な用途から始めやすいモデルです。
- メールや文章の下書き
- 会議メモや文章の要約
- 情報やアイデアの整理
- 日常的な質問や相談
GPT-5.6 Sol
GPT-5.6 Solは、OpenAIがフラッグシップとして位置づけるGPT-5.6系のモデルです。コーディング、知識労働、調査、科学、コンピューター操作、デザインなど、複雑な作業を想定して設計されています。
対象の有料プランでは、MediumやHighなどの推論レベルを選択できます。文章作成だけでなく、複数の条件を整理する企画や分析、比較検討などにも活用しやすいモデルです。
- 企画や施策の比較検討
- 市場・競合情報の整理
- 複雑な資料の分析
- コーディングや技術的な検討
GPT-5.6 Sol Pro
GPT-5.6 Sol Proは、難易度の高いタスクや長時間のワークフローを想定したGPT-5.6の上位オプションです。
ChatGPTではPro、Business、EnterpriseでProオプションを利用できます。重要な分析や専門性の高い検討など、通常より回答品質を優先したい業務で候補になります。
- 高度な事業分析
- 複雑な技術調査
- 専門性の高い情報整理
- 難易度の高い長時間タスク
GPT-5.5
GPT-5.5はGPT-5.6以前の世代として利用されてきたモデルです。GPT-5.6の提供開始後は、現在のChatGPTで新たにモデルを選ぶ場合、まずGPT-5.6系の提供状況を確認するとよいでしょう。
なお、前世代モデルがすべて同じタイミングでChatGPTやAPIから利用できなくなるとは限りません。ChatGPT、API、Codexなど、利用する環境ごとに公式情報を確認してください。
- 既存プロンプトの動作確認
- 社内マニュアルのモデル名更新
- 新旧モデルでの出力比較
- API利用時の提供状況確認
GPT-4o・GPT-4.1・GPT-5などの旧モデル
GPT-4o、GPT-4.1、GPT-4.1 mini、o4-mini、GPT-5 Instant・Thinkingは、2026年2月13日にChatGPTで提供終了となりました。GPT-5.1 Instant・Thinking・Proも2026年3月11日にChatGPTで提供終了しています。
そのため、これらを現在のChatGPTで新たに選ぶモデルとして紹介するのではなく、過去モデルや既存環境からの移行を確認する文脈で整理するのが適切です。
- 古い操作マニュアルの見直し
- モデル名を固定したプロンプトの確認
- 既存GPTやワークフローの移行確認
- APIとの提供状況の違いの確認
ChatGPTとAPIでは利用できるモデルが異なる
ChatGPTでモデルが提供終了しても、OpenAI APIでは引き続き利用できる場合があります。
また、OpenAI APIではGPT-5.6 Sol、Terra、Lunaなどを用途に合わせて選択できます。一方、通常のChatGPT会話ではTerraやLunaを自由に選べるわけではなく、プランや利用画面によって選択肢が異なります。
- ChatGPT:ユーザー向けサービス上のモデル・推論オプションを確認する
- API:開発者向けモデル一覧と料金、廃止予定を確認する
- ChatGPT Work・Codex:通常のChatGPTとは異なるモデル選択肢がある
- 法人システム連携:APIの最新ドキュメントを基準にする
GPT-5.6の推論レベルはどう使い分ける?
GPT-5.6では、「どのモデルを使うか」に加えて、どの程度の推論を行わせるかも重要です。
対象の有料プランでは、GPT-5.6 Solを利用する際にMedium、High、Extra Highなどの推論レベルを選択できます。Instantを選択していても、必要に応じてChatGPTが自動的に追加の推論を行う場合があります。
Instant
Instantは、回答速度を重視した日常的な利用に適した選択肢です。
メール作成、文章の書き換え、短い要約、アイデア出しなど、すばやく回答が欲しい作業ではまずInstantから試すとよいでしょう。
- メールやチャット文の作成
- 文章の要約・校正
- 簡単な情報整理
- アイデアのたたき台作成
Medium
Mediumは、一定の推論が必要な業務に向いた設定です。Plus、Pro、Business、EnterpriseではGPT-5.6 SolのMediumを利用できます。
複数の情報を整理したり、いくつかの選択肢を比較したりするなど、速度と検討の深さのバランスを取りたい場面で使いやすいでしょう。
- 複数案の比較
- 資料内容の整理
- マーケティング施策の検討
- 簡単なデータ分析の考察
High
Highは、より深い推論が必要な複雑なタスクに向いた設定です。複数条件を考慮した分析や、意思決定に必要な論点整理などで活用できます。
ただし、すべての業務でHighを使えばよいわけではありません。簡単な作業ではInstantやMediumを使い、難しい課題のみ推論レベルを上げると効率的です。
- 戦略や施策の優先順位付け
- 複雑な業務フローの整理
- 技術課題の分析
- 複数資料をもとにした比較検討
Extra High
Extra Highは、GPT-5.6 Solで選択できる最も高い推論レベルです。2026年9月時点では、Pro、Business、Enterpriseで利用できます。
難易度が高く、回答速度よりも検討の深さを優先したいタスクで利用を検討するとよいでしょう。さらに高度なタスクでは、利用可能なプランでGPT-5.6 Sol Proを選択する方法もあります。
- 難易度の高い調査・分析
- 重要な意思決定の論点整理
- 複雑なコードや技術課題の検討
- 専門性の高い長時間タスク
料金プランごとに利用できるChatGPTのモデルを解説
ChatGPTは、利用するプランによって使えるモデルや推論機能、各種ツール、管理機能が異なります。
料金や利用上限は変更される可能性があるため、ここでは具体的な金額を固定せず、2026年9月時点の主な違いを整理します。契約前には必ずChatGPT公式料金ページで最新情報を確認してください。
Free・Go
FreeとGoでは、GPT-5.6 Lunaが標準モデルとして提供されています。FreeはChatGPTを基本的な用途で利用したい人向けで、GoはFreeよりツール、アップロード、画像生成、音声などの利用範囲を広げたい人向けです。
Free・GoではGPT-5.6 Solを利用できません。Goで「Think」を利用する場合もGPT-5.6 Lunaが使われます。
Plus
Plusは、個人の実務や学習でChatGPTをより本格的に利用したい人向けのプランです。
GPT-5.6の高度な推論モデルを利用でき、2026年9月時点ではGPT-5.6 SolのMedium・Highを利用できます。調査、分析、企画、コーディングなど、日常業務で生成AIを頻繁に使う場合に検討しやすいプランです。
Pro
Proは、より多くの利用量や高度な推論を必要とするユーザー向けのプランです。
GPT-5.6 SolのMedium・High・Extra Highに加え、GPT-5.6 Sol Proも利用できます。複雑な調査や分析、研究、開発など、高度なタスクを頻繁に行う場合の選択肢です。
Business
Businessは、チームや組織でChatGPTを利用する企業向けのプランです。
GPT-5.6 SolやSol Proへのアクセスに加え、SAML SSO、MFA、管理・請求の一元化、利用状況分析など、組織利用を支援する機能が提供されています。また、OpenAIはBusinessのビジネスデータをデフォルトではモデル学習に使用しないと案内しています。
Enterprise
Enterpriseは、大規模組織や、より高度なセキュリティ・管理要件を持つ企業向けのプランです。
GPT-5.6 SolやSol Proの利用に加え、SCIM、Enterprise Key Management、ロールベースのアクセス制御、データ保持ポリシーなど、より詳細なガバナンス機能が提供されています。全社的な生成AI活用を検討する場合は、モデル性能だけでなく管理・セキュリティ要件まで確認しましょう。
ChatGPTのモデルの選び方
ChatGPTの選び方で重要なのは、「最新だから」「最も高性能だから」という理由だけで選ぶのではなく、業務内容、求める精度、利用頻度、利用人数、セキュリティ要件を整理することです。
特に法人利用では、モデル性能だけでなく、導入後に現場が迷わず使い続けられるかどうかも重要です。
モデルの特徴で選ぶ
日常的な質問や文章作成であれば、標準的なモデルやInstantで十分なケースがあります。
一方、比較検討、戦略立案、複数資料の分析、専門的な調査などでは、GPT-5.6 SolのMedium・Highなどを検討し、さらに難しいタスクではExtra HighやSol Proを使うなど、必要に応じて推論を強めるとよいでしょう。
社内で利用する場合は、「メール作成は標準設定」「分析業務はMedium以上」のように業務別の目安を整理すると、現場が使い分けやすくなります。あわせて、成果を左右する指示の出し方は、関連記事「生成AIのプロンプトのコツ」も参考にしてください。
予算で選ぶ
ChatGPTは、プランによって利用できる推論モデルやツール、利用量、管理機能が異なります。
個人利用では必要な利用量や高度な推論機能を基準に比較し、法人利用では利用人数、セキュリティ、ユーザー管理、データの扱い、社内展開のしやすさまで含めて検討しましょう。
特に企業の場合は、1アカウントあたりの料金だけでなく、業務時間の削減や利用管理の負担なども含めて費用対効果を考えることが重要です。
ChatGPTのモデルを切り替える方法
ChatGPTでは、利用しているプランやワークスペース設定に応じて、モデル選択メニューから利用可能な推論オプションを選べます。
すばやい回答が必要ならInstant、一定の検討が必要ならMedium、より複雑な課題ならHigh、対応プランでさらに深い推論が必要ならExtra HighやProというように使い分けます。
ただし、表示される選択肢はプラン、アカウント、ワークスペース設定、段階的な機能提供などによって異なる場合があります。BusinessやEnterpriseでは、管理者が利用可能なモデルを制御している場合もあるため、社内ルールも確認しましょう。
法人利用ではモデル選定だけでなく運用設計が重要
ChatGPTを法人利用する場合は、どのモデルを選ぶかだけでなく、どの業務にどのように組み込むかを設計することが重要です。
たとえば、営業資料の作成、マーケティング施策の整理、問い合わせ回答案の作成、社内情報の検索など、活用する業務によって必要な推論レベルや確認フローは異なります。
特に、複数部署で利用する場合は、以下の観点を事前に整理しておきましょう。
- 入力してよい情報と禁止する情報
- AIの回答を人が確認する範囲とフロー
- 部署・業務ごとの利用ルール
- 管理者によるアカウント・権限管理
- 社内展開時の教育やプロンプトガイドライン
いきなり全社へ広げるのではなく、対象業務を限定して検証し、効果やリスク、運用上の課題を確認しながら利用範囲を拡大する方法もあります。
WebサイトのFAQ・問い合わせ対応はAIチャットボットも選択肢
ChatGPTは、文章作成や調査、分析など幅広い業務を支援できる生成AIです。一方、自社サイトの訪問者からの問い合わせ対応や社内FAQなど、特定の自社情報をもとに継続的に回答させたい場合は、用途に特化したAIチャットボットを利用する方法もあります。
生成AI型チャットボット「IZANAI powered by OpenAI」は、PDFやExcel、Webサイトなどの情報ソースを登録し、その情報を参照しながら回答を生成する仕組みを備えています。RAG(Retrieval Augmented Generation)を活用し、自社情報をもとにしたFAQ・問い合わせ対応の効率化を支援します。
- FAQ・問い合わせ対応:登録した情報をもとに、ユーザーからの質問への回答を支援
- ナレッジ活用:PDFやExcel、Webサイトなど既存の情報を回答に活用
- 運用改善:問い合わせ内容や回答状況を確認し、FAQや回答内容の改善につなげる
ChatGPTとAIチャットボットは、どちらか一方だけを選ぶものではありません。個人やチームの文章作成・分析・調査ではChatGPT、自社サイトや社内FAQなど特定の情報をもとに継続して回答する用途ではAIチャットボットというように、目的に応じて使い分けることが重要です。
【注意】ChatGPTの古いモデルは利用できなくなる場合がある
ChatGPTのモデルは継続的に追加・更新・提供終了されています。2026年だけでも、GPT-4o、GPT-4.1、o4-mini、GPT-5、GPT-5.1など複数のモデルがChatGPTで提供終了となりました。
そのため、「GPT-4oを選択してください」のように特定のモデル名だけを前提として社内マニュアルや業務フローを作っている場合は、モデル変更に伴って内容が古くなる可能性があります。
モデル名だけに依存するのではなく、「速度を優先する作業」「深い推論が必要な作業」など、業務目的や必要な性能もあわせて社内ルールへ記載し、定期的にOpenAIの公式情報を確認しましょう。
適切なChatGPTのモデルを選んで、ビジネスに活用しよう
2026年9月時点のChatGPTでは、Free・Goで利用されるGPT-5.6 Lunaと、対象の有料プランで利用できるGPT-5.6 Sol、さらに高度なGPT-5.6 Sol Proなどを、用途に応じて使い分けることが重要です。
日常的な文章作成や情報整理では標準的な設定から始め、複雑な分析や比較検討ではMediumやHigh、さらに難易度の高い業務ではExtra HighやSol Proを検討すると、必要以上に高い処理を使わず業務内容に合わせやすくなります。
一方、企業で成果につなげるためには、モデル選定だけでは不十分です。入力する情報のルール、セキュリティ、管理機能、回答確認のフロー、社内教育など、運用設計まで含めて検討する必要があります。
また、Webサイトの問い合わせ対応や社内FAQなど、自社の情報をもとに継続的に回答させたい場合は、RAG型のAIチャットボットを活用する方法もあります。
「最も新しいモデルを使うこと」を目的にするのではなく、自社の業務課題に必要な性能と運用方法を整理し、適切な生成AIやプランを選びましょう。
AIチャットボット「IZANAI」のできること&料金プラン
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