チャットボットを無料で始めるメリットと無料で始められるツール7選

チャットボットを無料で始めるメリットと無料で始められるツール7選

チャットボットは、業務の効率化や顧客満足度の向上が期待されるツールとして近年注目されています。チャットボットの導入において、「まずは無料から始めたい」という方も多くいるのではないでしょうか。今回は、無料で始められるチャットボットツールから、導入するにあたって注意するべき点までご紹介していきます。

チャットボットとは?

チャットボットとは、チャットを用いて自動的に会話を行うプログラムです。

「チャット(会話)」と「ボット(会話)」を組み合わせた言葉で、LINEのように文字で会話する「チャット」と自動返答を行う「ボット」の2つの機能を含んだものになります。


チャットボットを導入するメリット

チャットボットを導入するメリットは、顧客対応など従来人が対応していた工数を自動化し、各種コストの削減を実現できる点です。またWebサイトを訪問したユーザーからの問い合わせ対応が24時間可能になり、満足度が向上することにより売上アップが期待できます。加えて、会話形式でユーザーとの質疑応答ができるため、人が対応するよりリアルな声を引き出せると言われています。


チャットボットの種類

チャットボットは「シナリオ型」と「AI型」の大きく2つに分類することができます。
シナリオ型では、あらかじめ作成したシナリオ(質問と回答)を設定し、シナリオ通りに会話が進みます。
シナリオ型のチャットボットのメリットは、コストを安く抑えられる点があります。AI型の一般的な導入コストが10万円以上であるのに対し、月額1万円程度で導入できるツールもあります。デメリットとしては、設定した質問と回答しか表示できないため、回答可能な質問が限定されるという点です。パターン化できない曖昧な質問や膨大な質問が必要な場合には対応しきれない可能性があります。
AI型では、AIがユーザーとの会話を機械学習し、そこから回答を返します。そのため、メリットとして、シナリオ型より複雑で広範囲な質問に回答することが可能です。また、活用が進むにつれ回答の精度が高まり、効率化が進むという点が最大のメリットと言えます。とはいえ、AI型チャットボットはシナリオ型より設計が複雑になるため、導入や運用のコストが高くなる傾向があります。精度が高まるまでに一定の時間が必要なため、質問に対して適切な回答が出せず、結果人的対応が必要になる場合があります。


無料のチャットボットツールを利用する時の注意点

様々なチャットボットサービスがありますが、中には無料で利用が可能なものがあります。無料でチャットボットを利用する際には以下の内容に注意しましょう。


無料利用期間が決まっている可能性

無料といっても、無料トライアルのように、期間限定で無料利用が出来るサービスが多くなっています。期間が終了すると、自動的に有料プランに移行される場合もあるため、いつ無料トライアル期間が終了するのかの期日を確認しておきましょう。


日本語に対応していないことがある

無料で利用できるチャットボットツールには、日本語に対応していない場合があります。例えば、チャットボットを運用していく際や、ユーザーが問い合わせをする際に、日本語対応がないと不便だと感じてしまう可能性があります。


利用できる機能に制限がある

無料プランでは、利用可能な機能に制限があります。例えば、チャットボットを1つしか作成できない、設置できるページのドメインの制限がある、などがあります。本格的にチャットボットを運用する場合、無料プランでは不十分になることが多くあります。


チャットボットが無料で導入できるツール

無料で導入が可能なチャットボットをご紹介します。


完全無料で使えるチャットボットツール

IZANAI(イザナイ)
サイト:https://izanai.cloudcircus.jp/

13種類のデジタルマーケティングツールを提供するクラウドサーカス株式会社が提供しているチャットボットです。フリープランの利用期間が無期限であることが最大の特徴であり、使用感を十分に確認することができます。また、フリープランから個別サポートがついています。タグを1度埋め込むだけでサイトへ設置が可能なので、難しい知識がなくても作成が可能です。また、同社のMAツールやARツールなどの他のサービスとの連携が可能なため、幅広いマーケティング施策を打つことが出来ます。

出典: 「IZANAI」 https://izanai.cloudcircus.jp/


HubSpot(ハブスポット)
サイト:https://www.hubspot.jp/

幅広い業務に活用可能なCRMプラットフォームを提供するHubSpot(ハブスポット)が提供するチャットボットです。顧客向けや社内用のチャットボットなど幅広い場面で活用ができ、プログラミングやコーディングなしでチャットボットの作成ができます。無料で使い始めることができるMarketing Hub内でチャットボットを利用することが可能であり、有料版になるとより高度な機能を試すことが可能です。

出典:「HubSpot」 https://www.hubspot.jp/


anybot(エニーボット)
サイト:https://anybot.me/

エボラニ株式会社が提供するチャットボットです。LINEやMessengerと連携し自動接客ができることが特徴となっています。また、開発が不要で、WebのUIやチャット用のアイコンを自由自在にカスタマイズすることができます。無料プランと有料プランがあり、具体的な料金については問い合わせが必要となります。

出典:「anybot」  https://anybot.me/

 

チャネルトーク
サイト:https://channel.io/ja

株式会社Channel Corporationが提供するチャットボットです。熱狂的ファンを作るためのWebチャットツールとして打ち出しており、無料プランからLINEやInstagramとの連携が可能となっています。無料プランでデータの閲覧や修正ができないものの、件数・メンバー数による課金がなく無料で利用することができます。

出典:「チャネルトーク」  https://channel.io/ja


無料トライアルがあるチャットボットツール

Chat Dealer AI
サイト:https://www.chatdealer.jp/

株式会社ラクスが提供する社内向けAIチャットボットです。400種類以上の社内用テンプレートが存在し、月数万円(相場月10万円以上)という低価格でAI搭載のチャットボットを利用することができます。機能の制限なしで全ての機能を試すことができるトライアルが存在し、自動で有料版に移行することはありません。

出典:「Chat Dealer AI」  https://www.chatdealer.jp/


SYNALIO
サイト:https://synal.io/

株式会社ギブリーが提供するチャットボットです。ドラッグ&ドロップでシナリオを作成できるため、分岐が多くなった際も簡単に作成が可能です。また、会話データとユーザーの行動データを活用し効果的なマーケティング施策に活用できる点が特徴となります。7日間の無料トライアルが存在します。

出典:「SYNALIO」  https://synal.io/


ChatPlus
サイト:https://chatplus.jp/

チャットプラス株式会社が提供するチャットボットです。導入企業が10000社以上の実績があります。機能がシンプルかつ有料プランも月額1,500円~でリーズナブルであることが特徴です。10日間の無料トライアルがあり、5つの有料プランがあります。

出典:「ChatPlus」  https://chatplus.jp/


無料チャットボットのメリット

無料でチャットボットを利用するメリットとして、他のツールと比較できる点があります。自社に適しているチャットボットツールを見極める上で、無料でツールの使用感を確かめた上で、導入を検討できます。また、導入効果を無料で確かめることができるので、稟議の際に必要性を伝えやすくなります。


無料チャットボットのデメリット

  • 有料版と比較したとき、無料版は性能が劣っていたり、機能面で大幅な制限がある場合が一般的です。例えば、以下のような点で違いがあります。
  • チャットボットを複数作成できない(1~2個)
  • テンプレート数が少ない
  • ユーザーのアクセス数に制限がある(月間500~1000回)
  • サポート体制がない


 

無料期間にチェックしておくべきこと

無料で利用を始めた際は、以下のことを確認しておきましょう。

  • 自社が解決したい課題が解決できそうか、効果がありそうか
  • 導入にあたりシナリオ作成などの時間が割けそうか
  • サポート体制が適切か、不明点があった際に確認できるか

チャットボットの導入を成功させるためのポイント

チャットボットの導入を成功させるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。


チャットボットの導入目的を明確にする

チャットボットの導入目的を明確にしておきましょう。目的を明確にしなかった場合、チャットボットは様々な活用ができるため、効果検証する際に振り返りづらくなります。現状どのような課題があり、その課題がチャットボットで解決できるのかを予め決めておきましょう。


ターゲットを明確にする

チャットボットを利用するユーザーのターゲット像を明確にしておきましょう。ターゲット像を決めることで、シナリオ作成の際「どの様な質問や選択肢があると良いか」を予測しやすくなります。また、ユーザーがサイトを訪問した際にどのような疑問を持ち、どういった導線が必要なのかを考えシナリオに落とし込むことができます。


定期的なアップデートを行う

チャットボットを作成することがゴールではなく、むしろ導入後の運用が重要となります。運用開始後に蓄積されたデータをもとに、新たな質問や回答を追加するなどの改善を重ねていきましょう。継続して根気強くアップデートを行うことが成功の鍵となります。


IZANAIの紹介

IZANAIとは、誰でも簡単にシナリオ型のチャットボットが作成できるサービスです。

IZANAIはチャットボットを1つ無料で利用することが可能な上、フリープランの期間制限がありません。フリープランでは有料プランと比べ、作成できるボット数が1つであることやデータ保持期間が短いといった制限があります。しかし、チャットボットを試しに活用してみたい場合は導入しやすいツールです。また、フリープランでもチャットボット設置まで個別サポートがついているので、慣れていない場合でも安心して作成を進めることができます。さらに、クラウドサーカスが提供しているマーケティングツールとの連携が可能となっております。

例えば、以下のような連携が可能です。

  • チャットボットからARを起動させることができる。
  • MAツールに連携しメール配信やトラッキングが可能になる。
  • ホワイトペーパーに設置し直接問い合わせにつなげられる。

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まとめ

チャットボットを導入することで、業務効率を改善し、ユーザーの顧客満足度を高めることができます。導入時は有料プランから本格運用を始めるより、無料プランで課題解決が可能かを検討してからが良いでしょう。
IZANAIは基本無料で利用できます。もしチャットボットで解決したい課題がある場合は、IZANAIで試してみてはいかがでしょうか。



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