Cloud CIRCUS 広報部
「IZANAIから特定の別ページに遷移させるのはどうすればいいですか?」というよくある質問に対する解決方法を紹介します。結論、「リダイレクト設定」をご使用いただくことで、別ページに遷移させることが可能です。この記事では、チャットボットで別ページに遷移をさせるメリットから、別ページへの遷移方法、別ページ遷移の事例まで、わかりやすく説明していきます。
「チャットボットから該当するページに遷移させたい」ということはありませんか。例えば、ホームページにお問い合わせボットを設置した際、料金ページやサービス事例ページに遷移をさせたい、という場合や、よくある質問をまとめたFAQボットを設置した際、質問に対する回答がまとまったページに遷移をさせたい、という場合など、チャットボットを作成する際に多くの方が別ページに遷移できるようにしたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
チャットボットで会話フローを作成する際、最終的には分岐先で回答を表示させる必要があります。その際、長文で回答を記載するとユーザーのUXが下がり離脱につながります。とはいえ、詳細な説明が必要な場合も少なくありません。たとえ簡易的な内容にまとめたとしても、ユーザーに問題が残ったままになってしまうと意味がありません。
このような場合、有効な解決方法として、チャットボットから直接指定したページに遷移させる方法があります。回答の部分でURLをクリックする画面が表示されるため、長文の記載を回避することができ、また遷移先のページで詳細を説明することが出来ます。
ページ遷移させることは、UX(サービスの利用を通してユーザーが得る体験)の改善だけではなく、Webサイト全体の回遊率の改善も期待できます。ページの回遊率とは、Webサイトを訪問した各ユーザーが、1度の訪問でどれだけサイト内のページを閲覧したかを示す指標であり、回遊率の高さとユーザーのエンゲージメント(愛着心)は比例します。
チャットボット内でユーザーが欲しい情報のページを提示することで、自然な流れでページ遷移を誘導することができます。また、ユーザーは何度もサイト内を検索する必要がなく、最短ルートで情報にたどり着くことができます。
このような背景から、チャットボット内でページ遷移をさせることはWebサイト全体の回遊率を高めることに繋がります。
ユーザーがチャットボットを利用すると、Webサイトを何度も検索する必要がなく、最短ルートで欲しい情報にたどり着くことができます。チャットボットがない場合、ユーザーはWebサイトに訪問後求めている情報を検索しますが、ページの階層が複雑である場合や、どこに情報が記載しているのかが分からないサイト構成の場合、欲しい情報にたどり着けず諦めてしまう場合が多くあります。
チャットボットを利用した場合、ユーザー自身が欲しい情報を求め能動的に会話を進めていき、自然な会話の中で、ストレスなく該当ページにたどり着くことができます。
別ページに遷移させるメリットとして、
・すぐにユーザーが求める情報を提供することでページの離脱を防ぎ、回遊率を改善することができる。
・チャットボット内で説明しきれない内容を、URL遷移させた先で詳細に伝えることができる。
という点があげられます。
このような点からユーザーの関心や検討度を引き上げることができ、結果的にCV増加につなげることができます。
ここからは、弊社のIZANAIというチャットボットを使ってどのように解決していくかについてご紹介します。
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IZANAIでは、別ページへ遷移をさせる際、そのまま該当するURLを会話フローに添付してはいけません。
そのまま添付すると、URLが文字列で表示されてしまいます。
IZANAIで別ページに遷移をさせる際は、「リダイレクト設定」を活用します。
「リダイレクト設定」とは、ユーザが来訪したサイト(移動前ページ)から別のサイト(移動後ページ)へ自動的に遷移させるための設定になります。ユーザーの回答に関わらず、特定の質問に回答した後、別タブで設定したページに遷移するようになります。
※回答ごとにページ遷移をさせたい場合は、操作の方法>会話フロー作成>ページ遷移をご参照下さい。
リダイレクト設定は、以下の手順で設定することができます。
フロー>設定>リダイレクト設定>+新規追加をクリックし、送信トリガーとリダイレクト先URLを設定します。
送信トリガーは、遷移させる質問のタイミングの設定になります。特定の質問後、CVの質問後、最後の質問後から、項目選択でき、「特定の質問後」を選択すると質問事項を選ぶことが出来ます。「+新規追加」から何個でも設定が可能です。
リダイレクト先URLには、送信トリガーの質問に回答後遷移させるURLを設定してください。
また、このようにリダイレクト設定で送信トリガーの設定をする必要があるため、先に会話フローを作成し、ページ遷移をさせるタイミングが確定した後にリダイレクト設定を行っていただくことをおすすめします。
※iOSでのみリダイレクト確認モーダルが表⽰されます。必要な場合は設定をしてください。またPC、Android端末ではモーダルは表⽰されず即リダイレクトが動作します。
HPにお問い合わせボットを設置したと仮定し、以下のようにお問い合わせ内容を選択した後、該当ページに遷移をさせるとします。以下会話フローの設定方法について説明します。
上記のお問い合わせ内容で「資料ダウンロード」を選択した後、該当ページに遷移をさせるとします。
まずは、会話フローにて新しい質問を追加し、以下のように質問文を設定します。
次にリダイレクト設定にて、送信トリガーとリダイレクト先URLを設定しましょう。
上記のお問い合わせ内容で「料金が知りたい」を選択した後、該当ページに遷移をさせるとします。
まずは、会話フローにて新しい質問を追加し、以下のように質問文を設定します。
次にリダイレクト設定にて、送信トリガーとリダイレクト先URLを設定しましょう。
IZANAIから特定の別ページに遷移させるためには、そのままURLを添付するのではなく、「リダイレクト設定」を使用することで遷移させることが可能になります。
また、別ページに遷移させることで、ページの離脱を防ぎ回遊率を改善することや、チャットボット内で説明しきれない内容を詳細に伝えることができ、CV増加にもつなげることができます。
回遊率改善、CV増加を目的に会話フローを作成する場合は、リダイレクト設定を活用してみましょう。