クラウドサーカス株式会社が提供するチャットボット作成ツール「IZANAI」を導入されているお客様の事例をご紹介します。
今回は株式会社MFSのマーケティング担当 池田様に取材をさせていただきました。
株式会社MFSは、住宅ローンファイナンス・クレジット分析を強みとするフィンテック企業です。プロフェッショナルかつ最先端の分析技術とテクノロジーを掛け合わせて、すべての人にとって最適な住宅ローンを、最も有利な条件で借り入れ・借り換えができるサービスを提供しています。
浦:池田様の現在の業務についてお聞かせください。
池田:インベースという事業では、不動産投資に関する商材を扱っていまして、現在私はマーケティング・集客全般を担当しています。メインの集客方法はデジタルですが、必要があれば提携会社を広げて、オンオフ問わず集客増加につながるような施策全般を行います。
また、 ユーザーのリテンションを高めるようなコンテンツ作成、イベント企画なども施策も実施しています。
浦:御社では、IZANAI導入前にどのような課題をお持ちだったかお聞かせいただけますか。
池田様:インベース事業において面談獲得数の底上げを狙っている中で、既存のフォーム経由では面談予約まで至らず、訴求軸が難しいと感じていました。そこで別途面談予約が取れる訴求をし、最適なフォームを用意したいと考えました。
弊社のサービスは利用開始までに、お客様にたくさんの情報を入力していただきます。まず会員登録で基本的な情報15項目ほど、そのあとお客様のご要望に応じたサービスの使い分けでは、30項目ほどを入力していただく必要があります。
その背景としては、不動産投資ローンの審査に活用できるような情報量のためどうしても多くなってしまいます。
とはいえ、 一つのサービスの利用にあたる入力負荷が高いのも課題に感じていました。
浦:チャットボットというよりは、使いやすいフォームを探していたのですね。導入にあたって、他のツールと比較検討はされましたか?
池田様:IZANAIのほかにも2社、同じチャットボットのような商材で検討しました。
浦:いわゆる通常のWebフォームは検討されていなかったのですね。
池田様:そもそも、通常のフォームであれば自社でも作成できます。先ほどお話したように、よりCVに直結するUIで、もっと機能的なフォームがないかと考えていたところチャットフォームという形にたどり着きました。
また現在は弊社内で、不動産投資ローン だけでなく投資物件のご案内もできるようになり、その場合は現時点での項目数は不要になります。
項目を減らし、かつユーザー体験を改善したフォームにしたいという思いから、IZANAIを選ばせていただきました。
浦:ありがとうございます。最終的にIZANAIをご選定いただいた理由、導入の決め手はなんでしょう?
池田様:まずは使用感がよかったことです。CVRが高まりそうだと感じましたし、運用することで実際にCVが獲得できるようになっています。
あとは、現時点ではまだ使えていないのですが、自社のデータベースと繋ぎこめる点。そして、弊社に近しい会社さんが使っていて実績があった点。
主にこの3つが決め手となって、IZANAI導入に至りました。
浦:IZANAIは、主にどのような用途でご利用していただいていますか?
池田様:Facebook広告でのリード獲得施策として活用しています。具体的には、広告配信で直接CVを狙う目的で配信しています。ほとんどリターゲティングのような形ですね。
別のページでは、CVに至らなかった方に再配信することでお申し込み獲得を狙っています。
浦:FaceBook広告ははじめからリターゲティング目的でチャットフォームを使うと決めていたのですか?さまざまな広告の配信メニューがある中、Facebook広告を選ばれているのはどのような理由でしょうか。
池田様:はい、最初から決めていました。リターゲティングの精度は、最近落ちてきたとはいえ、まだまだGDN・YDNなどのディスプレイ広告よりは高いという認識があります。
また自身がその3つの媒体の中ではFacebookが一番得意だったのも理由のひとつです。
リスティングでも配信はしてみたのですが、直フォームは難しく、なかなかCVもとれなかったのですぐにやめました。
浦:導入後に得られた成果、IZANAIを使ってみてよかった点があれば教えていただけますと幸いです。
池田様:そうですね、これは2点ありまして、1つは期待通りのCVRを創出できたことです。
もう1つは、面談日程まで確定したリードが獲得できるようになったのは非常によかったと思っています。面談を予約する工程で日程まで確定できるようになったのは、業務としても効率化した部分です。
浦:10月は特によい成果が出たと伺っています。新しい施策を進めて効果があったのか、特に変えていないけれど時期的な要因でよかったのか、具体的な要因を教えていただけますと幸いです。
池田様:特に配信内容・方法を変えたわけではないのですが、中のフォームを少し変更しました。
IZANAIではユーザーの行動ログが確認できるので、離脱率が高い・低い設問の順序を入れ替えてみるなど、そういった見直しをすることで随分成果があがりましたね。
浦:なるほど。大きな改修はせずとも、チャットフォームの設問の前後など、細かな見直しをして数字に変化があったのはすばらしいです。どのくらい変化したのでしょうか?
池田様:実際のセッションからの申し込み完了までのCVRは3%ほどでした。もともとの数値から1%以上は上がって、2〜3倍ほどの数値を達成しています。
浦:IZANAIのご利用についてはご満足いただけていますか?
池田様:日時を含む面談予約までを取れる仕組みが作れたのは、とても良かったと思っています。
あとは、サポートはとてもしっかりしていると思います。サポートのご担当者様は、いつも非常に迅速なご対応をしてくださるのでありがたいです。
浦:ありがとうございます。IZANAIは、どのような会社におすすめしたいですか?
池田様:CVRを高めたいと考えている会社さんにはおすすめです。業界はそこまで限定しませんが、BtoCであれば再現性のあるツールではないかと思います。
浦:今後、IZANAIを使ってやっていきたいことがあればお聞かせください
池田様:今までどおり、面談獲得数の底上げを狙っていきたいです。今後はFacebook広告以外でも使えるよう検討していて、やっていきたいこと自体はそんなに変わらないものの、配信の幅はさらに広げていきたいと思っています。
浦:今後も弊社のツールをご活用いただき、御社のマーケティング支援をさせていただければ幸いです。